ここ数年、毎年12月最初の水曜日にCubaseのバージョンアップが発表になるのが恒例となっています。そして、例年通りであれば発表後にウェブストアからバージョンアップ版を購入できます。無償アップデートになるかどうかの分かれ目は、これまた例年通りであれば10月15日以降のアクティベートになるんじゃないかと予想されます。
- 2016年12月07日(水) Cubase 9(???)
- 2015年12月02日(水) Cubase 8.5
- 2014年12月03日(水) Cubase 8
- 2013年12月04日(水) CUbase 7.5
- 2012年12月05日(水) Cubase 7.0
そんな発表が待たれるCubase 9ですが、本日12月7日にSteinbergのウェブサイトがメンテナンスをする予定です。もしかしたら、このメンテ終了後に発表するかもしれません!期待したい所です。
サイトメンテナンスのお知らせ
Steinberg ではサイトメンテナンスのため、12/7午後6時頃よりウェブサイトを一時的に閉鎖いたします。
- 2016年12月7日(水)
- 18時頃より4時間程度(日本時間)
メンテナンスサイトでCubase 9がリリースされることが発表に!(追記18:30)
メンテナンスサイトには既に「We’re preparing the Cubase 9 launch and will be back soon!(Cubase 9 リリースのために準備中です。今しばらくお待ちください。)」と掲載されました。ということでCubase 9発表は確定です!
Cubase Pro 9 新機能一覧(一部)
- Lower Zone
- Sample Track
- Caleidoscope Library
- Frequence EQ
- Mixconsole History
- Prroduction Grooves
- VST Transit 1.5
- VST Connect SE 4
- Maximizer
- Multiple Marker Tracks
- Audio-ins for VST 3 Plug-ins
- ReDesign of many Plug-ins
- Autopan
- Plug-in Sentinel
- Plug and Play Support for USB Devices on Windows
- and more...
Lower ZoneやSample Trackなど、LiveやStudioOneの使い勝手に近い事ができそうです。ミックスコンソール操作のヒストリーも遂に来たかという感じで。
マルチマーカーは効果音製作なんかで切望していた機能なんで、個人的にはかなり嬉しい!正式発表されたら別記事を書こうかと思います。
Steinberg Day
また、来週末にはSteinberg Dayが開催される予定で、最新のCubaseが体験できるという謳い文句ですので、これがおそらく12月発表のCubase 9だろうと言われています。
ヤマハ | シンセサイザー・音楽制作
バージョンアップするだけの価値はあるのか!?
Cubaseを取り巻く事情もここ数年で変わってきました。私はCubaseVST 4 時代から使ってるいるのでもう10年になります。特に今年は、私のまわりでは「Live」ちと「Studio One」の話を聞くことが多くなりました。特にStudio Oneは、既存のユーザーを奪ってやろうというかなり強気なプロモーションが魅力的です。
Cubaseは、8から8.5といった一つ前のバージョンアップはまだマシですが、7.5から8.5といった一つ飛ばすとバージョンアップ料金が結構なお値段になります。先日は、Studio One Professionalクロスグレード版(他のDAWからの乗り換え版)が、ブラックフライデーで19,900円でした。
これ、もしStudio OneのキャンペーンとCubase 9の発表タイミングが逆または同時だと「Cubase 9のバージョンアップしょぼい!→ Studio One 3 超安い→Cubaseのバージョンアップ代にちょっと足してStudio One買っちゃう」とかなってもおかしくありません。実際、私もどうしようか結構迷ったんですよね。
ちなみに、Studio OneはCubaseを作ってた人が作ったDAWというのはわりと有名な話しです。
果たしてCubase 9でどのような進化を見せてくれるか!?楽しみです。
2014年12月第1水曜日Cubase 8.0発売 、2015年12月第1水曜日Cubase 8.5発売 、今年の12月7日(水)は第1水曜日です。(いち)
— MPP (@SteinbergJP) 2016年12月3日