reFXのソフトウェアシンセ「NEXUS2」を触ってみようかと思います。これまた日本代理店もないので日本語マニュアルがないので、使い方を覚えるために適当に触っていこうかと。
reFXのサンプリング素材「VENGEANCEシリーズ」は手垢が付くほど使い込んでいるので、同じメーカーのシンセとして期待しています。流行りの音が簡単にでるPCM系のプリセットシンセということで、ジャンル特化型Omnisphereみたいな感じでしょうか。
使用バージョンは2.7.4。
マニュアル
ウェブサイトにリファレンスManualがあります。検索すると、どこぞのサイトにもPDFがアップされてますけど自己責任で。
Nexus2 reference manual | reFX
サウンドの読み込みと切り替え
中央のディスプレイを模したパネルの左上にある「library」を押すと、音色パッチ切替画面になります。
1.音色名をダブルクリック
「Preset」名をダブルクリックで音色を切り替えできます。これどっか設定でシングルクリックにできないのかな……。
2.PCキーボードの矢印キー
他にも、PCキーボードの上下(↑↓)矢印キーで選択して、右(→)矢印キーでロードする事もできます。音色を順にプレビューしていきたい時は矢印キーの方が早そうです。*1
3.音色名の左右矢印ボタン
音色の名称の矢印ボタンでも切り替えが可能です。この場合は切り替えた時点で音がロードされます。
4.MIDIコントロールチェンジ
MIDI コントロール・チェンジ切り替えが可能です。CC#96とCC#97が使えます。プログラムチェンジじゃなくて、Data Inc/Decでやるって所が注意。
音色のレーティング
音色にレーティングする事ができます。
「library」表示の、右下にある「Info」のラベルを何回かクリックするとraringが表示されます。
ただ、こうやってレーティングした音色を一覧表示させる方法がちょっと特殊です。
レーティングした音色を絞り込む(サーチ)
サーチに関してはマニュアルを読んで貰うと詳しく書いてありますが、ちょっとややこしい。
NEXUS2ではサーチ結果を一つのカテゴリーとして考えます。
NEXUS2 reference:searching
レーティングで検索
検索したいレーティングの★の最小数を「*(アスタリスク)」で入力します。例えば、「***」と入力すると、★が3つ以上あるプリセット音色のみが表示されます。
名前とレーティングで検索
検索したい名前と「*(アスタリスク)」をスペースで区切って入力します。例えば、「bass ***」と入力すると、名前に「bass」が付く、★3つ以上の音色のみが表示されます。
サーチ手順と例
例えば、上記のようにレーティングしていったとします。
次に、カテゴリー・リストのどこでもいいので右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。その中に「new 'search'」があるので選択します。
★の数だけ「*(アスタリスク)を入力します。
これで「★3」から「★5」までの音色がフィルタリングされた状態で表示されます。
と、まあこんな感じでNEXUS2のレーティング機能を活用することができますが、この音色よく使うな〜とか、何かの時に使えそうかもって時は「Favorites(お気に入り)」機能を使う方が良い気がします。
右下のアイコンをクリックするリアパネル表示
右下の「reFX」のロゴマークをクリックすると、リアパネルが表示されます。ここでバージョンを確認したり、ちょっとしたコンフィグ設定ができます。
*1:サンプル系のシンセは読み込みに時間がかかるので、「選択」→「ロード」という二段階の手順を踏んでいるんでしょうけど、試聴していく段階だとやっぱり選択&自動ロードのオプションは欲しいものです。