NEXUS2のような音色が多い音源というのは、カテゴライズが結構重要だったりします。使い慣れてくると自分の頭の中でインデックス化されていくのですが、最初からいきなりすべての音を覚えておくというのも難しいものです。
ということで、今日はサーチ機能を使ってEXPANSION(拡張音源)も含めたカテゴライズをしてみました。
サーチ機能とプレフィックスについて
サーチの使い方
Search機能は、カテゴリー・リストのどこでもいいので右クリックをすると表示されるコンテクストメニューから選ぶことができます。
プレフィックス(Prefix)とは
NEXUS2の音色名の頭には、接頭辞としてカテゴリー固有の2文字の大文字アルファベットがほぼ例外なく付いています。
「AR」なら、アルペジオ系の音色。「BA」ならベースの音色といった感じです。検索によるカテゴライズではこのプレフィックスを利用することになります。
カテゴリー プレフィックス一覧
Nexus2 reference manual | reFXページの下の方に記載されているものに一部欠けがあるので、補完したものが下記のプレフィックス一覧です。
Prefix | Name |
---|---|
AR | Arpeggio |
AT | Atmosphere |
BA | Bass |
BL | Bells |
BR | Brass |
CB | Cowbell |
CL | Classical Instrument |
DL | Drumloop |
DR | Drum |
FX | FX Sound(効果音) |
GT | Guitar |
LD | Lead |
LL | Live Loop |
LP | Live Loop Menu |
MA | Mallet |
OC | Orchestra |
OR | Organ |
PD | Pads |
PL | Plucked |
PN | Piano |
SQ | Sequence |
ST | Strings |
SY | Synth |
TG | Trancegate |
VO | Vocal / Choir |
WW | Woodwinds |
サーチ・テキスト入力欄コピペ用
一つ一つ入力するのが面倒なのでリストを作ってコピペしました。検索は冒頭のアルファベット2文字でしか引っかかりません。「AR :Arpeggio」の「:Arpeggio」部分は無視されます。
AR :Arpeggio AT :Atmosphere BA :Bass BL :Bells BR :Brass CB :Cowbell CL :Classical Instrument DL :Drumloop DR :Drum FX :Sound FX GT :Guitar LD :Lead LL :Live Loop LP :Live Loop Menu MA :Mallet OC :Orchestra OR :Organ PD :Pads PL :Plucked PN :Piano SQ :Sequence ST :Strings SY :Synth TG :Trancegate VO :Vocal / Choir WW :Woodwinds
特記事項
どうもサーチの文字入力で、アルファベット2文字を打ち込むと自動的にPrefix検索だと認識されるようです。その為、音色ネームの最初の二文字しか検索対象として認識しないようです。
例えば、「AR Synth FX」という音色名があっても、「FX」でサーチしても見つかりません。このような場合「FX」を、ダブルクォーテーション「"」で囲ってやるとあいまい検索になるので、検索に引っかかるようになります。
ただし、あいまい検索なので関係のない音色まで引っかかる場合もあります。「Christmas 2015」エクスパンション音源などは、命名規則に沿っていないため、カテゴリーPrefixが音色名の真ん中にあって検索にひっかかりません。