SAT04 CREATIVE SPACE

メディア芸術作品、音楽制作、ゲーム開発(UE4)、アート、エンタメなどの創作に関する話題を扱うブログです

PreSonus 新型FaderPortが届いたので開封してセットアップ

f:id:sat04:20180909194252j:plain

PreSonusの第二世代FaderPort(2nd generation)が到着したので早速セットアップしてみました。ブラックの落ち着いたカラーが高級感あってよいです。

PreSonus | FaderPortシリーズ - MI7 Japan

開封の儀

日本ではMI7が代理店となり、各楽器店などで販売されています。WEBには日本語マニュアルはアップロードされていませんが、製品を購入すると紙のオーナーズマニュアルが付属してます。説明書の最後には、おまけでPreSonus秘伝の料理レシピが書かれています(笑)
f:id:sat04:20180909195902j:plain

アダプターが付属しています。サイズはそれほど大きくないです。比較のために単三電池と並べてみました。電源プラグ部分は各国に対応したアタッチメントを取り付けるタイプになります。
f:id:sat04:20180909200005j:plain

裏側はこんな感じ。4つの丸い部分には、滑り止めとクッションを兼ねた粘着テープ付きのゴムが付属してるので、自分で取り付けます。こういうの取り付けるの結構緊張しますね……。
f:id:sat04:20180909200155j:plain

背面はこんな感じ。12V 300mA。電源スイッチもあります。Footswitch用のフォーンジャックがあるけど用途は今の所不明。
f:id:sat04:20180909200406j:plain

セットアップ方法

セットアップとしては、基本マニュアル通りにやればよいのですが購入前の人の情報として軽く説明しておきます。まずは、Macの場合はUniversal ControlというソフトをPresonusのサイトからダウンロードしてきてファームウェアアップデートを行いました。

ファームウェアアップデート

購入時はv3.01でしたが、既にv3.03がリリースされています。こまかいリリースノートは探したけど見つからず。

f:id:sat04:20180909220018j:plain

DAWモード切り替えの儀式

まず、現状ネイティブモードで対応しているDAWはStudio Oneのみです。Cubase、Logic、LiveはMCU互換モードで、ProToolsはHUIモードで使う事ができます。で、出荷時の初期状態はStudio Oneネイティブモードのようで、StudioOneだとすぐに使えるのですが、Cubase、Logic、Live、ProToolsユーザーは最初にモード切替をしなくてはいけません。

その方法が、「NEXT」ボタンを押しながらFaderportの背面にある電源スイッチをONにします。
f:id:sat04:20180909201548j:plain

するとSolo、Mute、Arm、Bypass、Touchが点滅します。そこで、これから使用したいDAWに対応したボタンを押します。まず、このモードチェンジが必要になります。

プロトコル DAW 切り替えボタン
MCU Cubase Bypass
HUI ProTools Touch
MCU Logic Mute
MCU Live Arm
Native StudioOne Solo

f:id:sat04:20180909203028j:plain

最初に設定しちゃえば以後は設定し直す必要はないっぽいです。複数のシーケンサーを使い分ける人はおぼえておいたほうがよいです。ただ、そんな手間じゃないです。

Cubaseでの設定

基本マニュアルの手順通りに進める必要があります。

f:id:sat04:20180909215133j:plain
メニューの「スタジオ」>「スタジオ設定」を選択する。細かい設定はマニュアルを参照

f:id:sat04:20180909215256j:plain
「+」アイコンをクリックしてMackie Controlを追加。MIDIの入出力設定はPresonus FP2。

このあとMackie Controlを追加後、MIDIの設定を2箇所ほどする必要があります。手順を飛ばさないようにマニュアルを必読!

ただし、Cubase Pro 9.5の場合、以下の項目は、メニュー構造が変わっており、マニュアルとは異なります。

f:id:sat04:20180909215446j:plain
Cubase Pro 9.5では「その他のオプション」の中にMackie Controlがある

f:id:sat04:20180909215753j:plain

とりあえず、これで一旦セットアップは完了です。

Cubaseでは現状ネイティブで対応しているわけではないので、使えないボタンややや使い勝手がわるく感じる部分もあります。次回はそのあたりを書いていこうかと思います。