SAT04 CREATIVE SPACE

メディア芸術作品、音楽制作、ゲーム開発(UE4)、アート、エンタメなどの創作に関する話題を扱うブログです

80年代レトロ風背景をBlenderで作る #blender

80年代のポリゴンなアートワークの背景を作ってみます。

音楽だとSynthwave系のプリセット集でよく使われてるやつですね。
Synthwave - Google 検索

youtu.be

こちらの動画を元に作ります。
Planeの面を作って、「S」をして拡大縮小モードにして、テンキー「8」でサイズを変更。ここらはループ背景を作るときのテンプレ作業ですね。

つまづきポイント

ランダムな山を作る (0:51)

拡大縮小ツールを使っているけどうまく行かなかったので、プロポーショナル編集モード(O)にして、「G」を押して「Z」これでZ軸に対してのみ頂点を動かせるモードで動かします。

そのまま掴んだ状態で、ホイールをコロコロ転がしてランダムな山を作成。

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カメラを設置(2:03)

最初からカメラがある場合は消しときます。Shift+Aでカメラを3Dカーソルの位置に追加。

カメラの移動は、シフトキーを押しながらじゃなくて、Ctrl押しながらカメラを移動させます。Ctrl押しとくとグリッドにスナップして動かせます。

フレーム数の設定(2:42)

動画では24フレームで5秒なので、「24 x 5 =120」でしたが、個人的に音楽用の映像は60フレーム欲しいので「60 x 5 =300」フレームにしてます。

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Blenderは値の入力欄に演算子を使うことができるので、上記のように「60*5」と入力すれば300になります。

放射/Emmision(4:35)

ワイヤーフレームnマテリアルを「放射/Emmision」にしてるのに、ぼやーっと光らない場合
cycles.wiki.fc2.com
は、レンダリング設定のブルームがONになってるか確認。
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ワールドマップのシェーダー設定(5:58)

Texture Coordinateは、日本語だと「テクスチャ座標」です。

マテリアルの関係でループしない

カメラの座標が変わることで反射などが変わりうまいことループされません。
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なので、動画ではカメラを移動してましたが、背景を動かす事で対処しました。

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また道をカメラの後ろにも延長してます(念の為)
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完成品

完成版です。HDRIの空のイメージがいまいち動画のようにならなかったので結局自分なりの調整をしています。
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完成品を更にブラッシュアップ

さらに少し空が寂しいので、透明のでっかいパネルを太陽の後ろに設置し、パーティクルで星を表示してます。

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また太陽にストライプの切込みを入れたいので、スフィアの厚さを限りなく薄くし、Cubeを使ってBoolモディファイアで切れ込みを入れてみました。

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またマテリアルで太陽にグラデーションを掛けています。シェーダーの設定は、よく理解しないまま適当に作りました。実際の色合いを見ながら、「カーディナル」が一番イメージに近いかもくらいのノリです。
ColorRamp - Blender Cycles memo

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最終形

あとはこれをアニメーションでレンダリングします。
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