AkAcousticPortalは使いつつも、Open/Close機能は使わずに実装してみたカスタムOcclusion & Obstruction。当然ながらBlueprintとWwiseだけの機能を使ってるだけなので、実装自体はそんな大したこやとやってません。
効果音も超適当。
テスト動画
※音量は最大にして聞いたほうが聞こえやすいです
www.youtube.com
ちゃんと作れば、低コストで面白い事ができそう
副産物として、この方法だと半開きの状態や、徐々にドアが閉まっていく場合のObstructionも再現可能。且つドアの開閉アニメーションを含むブループリントクラスに、遮蔽のパラメータを持たせたり、レベルBP自体に持たせる事もできそう。
これにLine Traceを使った方法との併用もできそう。
なので、どういう事ができるかというと、例えば外に1個のAmbientSoundがあったとして、プレイヤーがどういう家にいるかで聞こえ方を変えたりもできそう。今度試してみよう……。StarterContents入れないと。
SpatializationとAkAcousticPortalの関係
部屋の外の雨の効果音は、AkAmbienceSoundで、Wwiseの設定でSpatializationはオフ。なので部屋の外にでると座標によるパンニングは無効。けど、AkAcousticPortalを介した音は、AkAcousticPortalの座標から音が聞こえます。
この辺のGDCセッションも見ると面白いかもよ!Wwise2017のWwise Spatial Audioはわりとこのセッションでの内容をそのまんま……みたいな内容で。いい時代!
www.youtube.com
https://www.gdcvault.com/play/1022402/
予習
これなんかはライントレース使ってるっぽい。どっか時間見つけたらやってみよっと。
www.youtube.com
あとこの辺も使えばもっと面白い事できそうだけど、まだ詳しく見てないので時間があれば。
Wwise 2017.1の最新3Dバスアーキテクチャを使った、盗聴システムのシミュレーション方法
Audiokinetic Blog
気になる所
動画の、途中の変な音のビビリは謎。Mac環境がわるいのかスペック不足か。あと部屋の外にでた瞬間の妙な左右の位相差(というかタイミングのズレ)も気になる。