先月Cubase 10がリリースされました。しかしこの最新版のCubaseですが、動作環境に、私がメインで使っているMac OS X 10.11.6 (El Capitan)が含まれていないんですね。
Cubase Pro / Artist 10 動作環境
Mac | Windows |
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macOS Sierra (10.12) / High Sierra (10.13) / Mojave (10.14) | Windows 7 / 8.1 / 10 (すべて 64ビット版のみ) |
Mojaveが発表された事により3世代前のOSになってしまったわけですが、なかなかMac OS のアップデートというのはやっかいです。
新しいMac OSが出たからといってすぐにアップデートしちゃうと、不具合が出たり使えなくなるプラグインが出てきたりと面倒が多いので、ついつい及び腰になってしまいます。
仕事で使ってるとなおさら、環境を変に変えたくなくて腰が重くなっちゃいます。
El CapitanだけどCubase 10にして1ヶ月
人柱になった気分でEl CapitanだけどCubase 10にしてみました。結論から言うと、特に問題感じていません。
唯一困っていたのが、ダイレクト・オフライン・プロセシングのピッチシフトが上手く使えないという問題があったのですが、こちらは先月12月20日にリリースされた、CUBASE 10.0.10 Updateで解消されました。
Cubase 10のダイレクト・オフライン・プロセシングのピッチシフトの問題
問題があった初期バージョン
初期バージョンでは「長さの保持」のチェックボックスが外れた状態の場合、なぜか状況欄に「!」が表示されて上手くピッチシフトできなかった。
問題が解消されたCUBASE 10.0.10 バージョン
CUBASE 10.0.10のマイナーアップデートをすると無事解決。ピッチも長さも正常に処理されるようになった。効果音制作などではよく使う機能なので、これがないと使い物にならなかった。
一世代前のHigh Sierra をインストールする方法
最新のMac OS Mojaveがリリースされたので、年末年始でHigh Sierra (10.13)にしようかなーと検討中。App StoreだとMojaveしか表示されないけど、一応El CapitanからHigh Sierraにする方法も用意されているようです。
Sierraを飛ばして、いきなりHigh Sierraにしても問題ないかは、これからしらべますけど。
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